ニキビケアをするようになった理由

全身にできる原因不明の毛嚢炎との闘い

僕は学生時代から、顔をはじめ全身に、大きな “ニキビ” とニキビに似た “毛嚢炎” という吹き出物ができる体質でした。(毛嚢炎はニキビとは違います)

病院はあちこちまわりました。評判が良いと聞いた病院へ行き、しかしどこへ行っても原因はスッキリせず、飲み薬、軟膏、漢方、赤外線、これらの繰り返しで一向に良くなる気配はありませんでした。

当時の知れる限りの情報から、食事改善は自分なりに試したし、身に着けている衣類が悪いのではないかと化学繊維があまり入っていないものを身に着けてみたり、化粧品や石鹸もニキビ・吹き出物が良くなったという人の話を聞いたらその製品を使ったりしましたが、ずっと良くなりませんでした。その中には塩が入った洗顔でゴシゴシやってた時期もありました(今考えるとありえない)。

お肌にお悩みの方ならわかると思いますが、治るはずもないのにずっと鏡を見続けたり、それを気にするたびにイライラし、いつもそのことが頭にあり気持ちが晴れやかに過ごせない、そんな日々でした。

本当に当時は病院に対する不信感だらけでしたが、現在はネットで情報も簡単にとれますし、ニキビにとても良い薬もあり、僕のように悩まなくてもいい人はかなり増えたと思います。
まずは一度、皮膚科もしくは美容皮膚科に足を運び、相談して解決の糸口を見つけてほしいな、という気持ちです。

話を元に戻しますが、大人になってからも予想通り吹き出物はでき続けました。そんな時ある病院でこう言われました。

腸のバリア機能が落ちた”リーキーガット症候群”

「リーキーガットかもね」とその医師から言われました。
はじめて聞く方がほどんどかもしれませんが、簡単にいうと、腸の粘膜が傷つき、食事から通常は体内に入ってこないようなさまざまな「炎症誘発物質」が血液中に流入してしまう、というものでした。

小さいころ体が弱く、頻繁に抗生物質や座薬を大量に体にいれていましたので、それのせいかな、と思いました。結果、腸が壊れ、腸内細菌のバランスも崩れ、免疫システムが崩壊し、肌にでている可能性があるらしいのです。

その病院では当時サプリメント療法をしており、しばらくやりましたが改善することはありませんでした。
ただそこで教えていただいたことは、腸を大切にする意識を高めてくれたと思っています。

そして、遅延型アレルギーの検査をうけ(エビデンスはまだ弱いですが僕には良かったです)、アレルギー物質を避ける食生活をしました。

そのような中、鍼灸の専門学校在学中、鍼灸治療をしていただいた事で僕の身体に変化が起きました。

鍼灸治療による身体の変化

その日は特別講義として、外部講師の方が来校されていました。
相談がてら自分の身体の状態を話すと、一度その先生の治療院に施術を受けに行くということになりました。

そこで鍼灸施術を継続してしばらく受けていくと、あれだけ繰り返していた吹き出物が出にくくなったんです

以前からおこなっていた食事に気を付けるのに加え、鍼灸施術により自律神経が調整され、体調が良くなったりすることで免疫力が上がり、肌バリア、睡眠の質、皮脂分泌やターンオーバーが以前より良くなったのではないかと考えています。ただ、それはたまたま自分には合っていたのだと思いますし、その治療で良くなるエビデンスはありませんので、全ての人には当てはまりません。

それから、医学的に肌に関してわかっていることや、現在出ている論文などを読みあさり、お薬へ抵抗があったり皮膚科などで結果がでなかったニキビでお困りの方へ、独自で研究した施術のご提供をおこなうにあたりました。

身体から整えていくニキビケア美容鍼灸を提供

自身の体験もあり、鍼灸施術は美容・健康維持のための一つのツールとして自信をもって施術しております。

悩みはひとつでも減らして、心身共に軽く毎日を送りたいですよね。

お悩みは大小あれど、今よりももう少し良くなるようにと、いろいろとやられていると思います。もしくは、何をやったらいいのかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。

そのような方に、「時間は少しかかるかもしれませんが、ぜひ一緒に頑張ってみませんか?」

と言いたいと思います。

もちろんすべての方を満足できるわけではありません。
ただ、身体の外からと中から同時にケアできる鍼灸には、医療や化粧品などには無い価値があります。

『より良い毎日を送りたい』

そう思っているあなたに会えることを楽しみにお待ちしております。